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メディアをオブジェクトストレージへ移行する
WordPressにキーを入力することなく、ウェブサーバーではなくオブジェクトストレージとCDNから画像やダウンロードファイルを配信できます。
アクセス数の多いサイトでは、誰も編集しないファイル(画像、PDF、ダウンロードファイルなど)によって多くのディスク容量と帯域幅が消費されます。メディアオフロード機能は、それらをオブジェクトストレージに移行してCDNから配信するため、ウェブサーバーは画像の送信ではなく、サイトの実行に専念できるようになります。
有効化の手順
「サイト」 → ご利用のサイト → 「メディアオフロード」 → 「メディアオフロードを有効にする」の順に移動します。これによりストレージがプロビジョニングされるため、事前にバケットを作成しておく必要はありません。
次に、WordPress用としてZinn® Media Offloadプラグインが必要になります。これは設定ではなくペアリングを行います。「ペアリングコードを取得」をクリックし、サイトにプラグインをインストールして有効化したうえで、コードを貼り付けます。プラグインからのアクセス確認が行われるまで、カードには「プラグインの接続待ち」と表示され、確認完了後はバージョンと最終アクセス日時が表示されます。
アクセスキーを入力する項目がない理由
プラグイン内にシークレットキーを貼り付ける場所はありません。これは意図的な仕様です。プラグインは一度ペアリングを行うと独自の短期クレデンシャルが発行される仕組みになっており、ストレージキーはお客様側ではなく当社のシステム側で安全に管理されます。WordPressに入力されたキーは、データベースやバックアップ、サイトの移行時にエクスポートされるデータなどに残ってしまいます。しかもそのキーは、保存されているすべてのファイルを削除できる権限を持つものと同じです。
2つのスイッチの機能
「CDNからメディアを配信」を有効にすると、ページ内のURLが書き換えられ、訪問者はウェブサーバーではなくCDNからファイルを読み込むようになります。この機能を有効にするまでは、ファイルはストレージにコピーされてもローカルから配信され続けます(処理が完了したことを示唆するのではなく、その旨がカードに明記されます)。
「アップロード後にローカルコピーを削除」は、ディスク容量を解放するための機能です。すべてのコンテンツが正常に表示されているか確認中はオフのままにし、問題がないことを確認してからオンにしてください。この設定はいつでもオフに戻すことができますが、すでに削除されたファイルが自動的に再ダウンロードされることはありません。
独自のバケットを使用する場合
すでに所有しているS3互換バケット(任意のプロバイダーにおけるお客様自身のアカウント)を連携させることも可能です。バケット名、エンドポイント、キーペアを指定すると、それらの情報はデータベースの列ではなく、当社のシークレットストアに安全に保存されます。
⚠️ 請求額に影響する重要な違い:当社が提供するストレージを使用する場合は、プランのオブジェクトストレージ容量の許容量に含まれます。お客様ご自身のバケットを使用する場合は、当社にコストが発生しないため許容量に含まれません。
動作確認の方法
カードには、移行されたファイルの数とサイズを示す「これまでに移行したファイル」、および「メディアの配信元」(CDNホスト名、またはファイルのコピーは保持されているもののまだ配信されていないことを示すメッセージ)が表示されます。緑色のスイッチがオンになっているだけでは分からない、「実際に機能しているかどうか」という疑問に対する答えを、これら2つの情報から確認できます。
無効化の手順
「プラグインを切断」を実行すると、ペアリングが解除されます。すでにストレージにあるファイルはそのまま保持され、URLの書き換えが有効な場合は引き続きCDNから配信されます。サイトをローカル配信に戻す場合は、あらかじめ「CDNからメディアを配信」をオフにし、その前にローカルコピーがまだ存在することを確認してください。